岡山県動物愛護センター施設案内2
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岡山県動物愛護センター施設案内2
保護棟
ここは飼い主不明の犬を一定期間保護したり、飼い主に「いらない」と持ち込まれた犬・猫達を殺処分する建物です。
私達が訪れた時にもたくさんの犬達が飼い主のお迎えと、一日、一日と迫る処分日を待っていました。
飼い主不明の犬が収容される個別の犬舎です。
右上のホワイトボードに保護日、保護場所、収容期限などが書かれます。
期限内に飼い主のお迎えがなければ、ここに収容されている犬達も処分されてしまいます。
これは岡山県の管轄外(岡山市・倉敷市)から持ち込まれた犬達が収容されている犬舎です。
この犬達は各保健所から処分日の前日に運び込まれてきます。
(ですので、私達が訪問した翌日にこの犬達は殺処分されてしまいました。)
犬舎内の掃除や処分機への追い込みの際は、このように柵が奥へ押しやれるようになっています。
(犬舎の奥が処分機への追い込み通路になっています。)
岡山市・倉敷市の両保健所からの申し入れにより、この犬達はどんなに譲渡に向きそうな良い子がいても、
全頭殺処分されてしまいます。
犬舎の裏側にある追い込み通路です。
向うに見えるのが追い込み器です。
追い込み通路に出された犬達は追い込み器によって処分機の中へ入れられます。
処分機の入り口です。
この奥が処分機になります。
ずいぶん狭い感じがしました。
私が写真を撮っている間、ずっとこの犬は私の後を付いて来ました。
でも、助けてあげることはできないの・・・。明日殺されてしまうのに・・・。ごめんね。合掌
この部屋で処分機の操作をします。
処分機を裏側から見たところです。
処分された犬達はここから炉に入れられます。
奥にあるのが交通事故などで亡くなっていた飼い主不明の犬や猫を一定期間保存しておく冷凍庫で、
手前の「小型処分機」は猫の殺処分に使われます。
殺処分された犬猫達の遺体を焼く焼却炉です。
暗い所で黒い犬なので写真が悪いのですが、この仔犬達は保護棟内で経過観察中でした。
このまま問題がなければふれあい飼育棟に移され、譲渡会用として育てられる予定だそうです。
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